2019.12.27
新車の販売はもれなくエアコン取り付け
SHINWA Magazine vol.4
SHINWAグループは、特徴あるブランドが多くある事で自然とクルマ大好き人間が大勢います。そんな彼らの「クルマとわたし」と題する作文です。皆様は、クルマを好きになるきっかけは何でしたか?
「クルマとわたし」
入社する前は、オートバイに興味があり、好きが高じて整備マニュアルを購入しは、試行錯誤しながらエンジンの分解作業を行っていました。オートバイを触る仕事に就きたかったが、整備士免許も持っていないわたしは、資格がない理由で断られることが続いていました。ある縁がきっかけで面白い会社があるぞということで新和を知り、整備士になりたい熱意を語り就職することが出来ました。
当時の車は、後からエアコンを取り付ける車も多く、新車を販売するともれなくエアコン取り付け作業がありました。かなりの台数をこなしたので目をつぶっていても作業ができるぐらいになり、はじめは3日ぐらい掛かっていた取り付けが、1日あれば取り付けができるぐらいに成長していました。
白赤のレーシングスーツがわたし
入社当時から、工場にはレーシングカーが置いてあり、年に何回もサーキットへ行きました。オートバイを触っていたころからレース活動にも興味があり、自分でもチューニングしてパワーアップさせたい気持ちが非常に有りました。
ローバーミニのドライバー&メカニックとして多くのレースに出場し非常に楽しい思い出もあれば、筑波まで耐久レース出場に前日から徹夜で乗り込んだのですが、当日の予選でエンジンが壊れてそのまま帰るという悔しい思い出もあります。今は、スパナを触っている時間がほとんどなくなりましたが、またみんなでワイワイやりながらレースカーを走らせてたいものです。
ラジコンから、オートバイに代わり今は自動車の整備士をしています。といっても現在はお客様との対応がほとんどですが、常に新しい機能が付いた車両を目の前に置くようにしています。新しい機構には興味がありついていくのが必至ですが、いつまでも当時の気持ちを忘れないように時々写真をみて振り返りたいと思います。
太田 照夫
MINI 豊橋
工場長